巣箱を設置しました
今日はこんなものを美しい里山公園に持って行きました。
巣箱です。
4月にご紹介したカタクリの保護活動をされているボランティア団体の方からご提供頂きました。
こんな感じで、朽木藤乃森広場と...
塩野尾山頂広場、その他3箇所に設置しました。
本来今頃は巣箱設置には中途半端な時期なのですが、うまく野鳥が入ってくれるといいですね。
泡のなる木?
美しい里山公園内にはいくつか池があるんですが、今日その中のひとつでこんなものを見つけました。
池のそばの木に、拳ほどの泡の塊がぶら下がっています。
「泡のなる木」でしょうか?
いいえ、実はこれ、カエルの卵なんです。
これが親ガエル(オス)です。
「モリアオガエル」というアマガエルを大きくしたようなカエルで、こんな風に水面上に突き出した木の枝に粘液の泡の塊を作り、その中に卵を産み付けます。
この塊を「卵塊」といいます。
卵が成長してオタマジャクシになると、卵塊は溶けてオタマジャクシが水面に落ち、そこでカエルになるまで成長するというカラクリです。
実はこのモリアオガエル、岡山県のレッドデータブックで「絶滅危惧II類」に指定されていて、「絶滅の危険が増大している種」とされています。
里山の自然の一員として、大切にしていきたいですね。