春の足音
最近の美作は暖かくなったり寒くなったり、まるで春と冬を行き来しているような気候ですが、生き物たちは確実に春の訪れを感じているようです。
美しい里山公園で一番高い山「塩野尾山(しょおのおさん)」の山頂付近には、「塩野尾宮」という小さなお宮があります。
このお宮の境内には、年中枯れることのない霊泉があるのですが、春になると毎年ある生き物がやってきます。
水の中に何かあるのが分かりますか?
透明なチューブのような物の中に、黒い粒がたくさん入っていますね。
実はこれ、カエルの卵なんです。
その親がこちら。
ニホンヒキガルという、ヒキガエルの一種です。
普段は水場から離れて森などに棲んでいるんですが、産卵の時期になると自分の生まれた水場に戻ってきて、そこで産卵するそうです。
広い山の中でこの小さな水場に迷わず戻ってこれるのは、なんと生まれた場所のにおいを記憶しているからなんだそうです。
無事に育ってまたこの場所に帰ってきてくれるといいですね。
寒い日は
今日はとても寒い日でしたね。
最低気温は氷点下になり朝には車のガラスも凍っていました。
そんな寒い中、実は夜明け前から山に登っていました。
目的はコレです。
雲海です。
美しい里山公園の東側エリアに位置する「楢原上-平福園路」から東方向を望めば、このような光景を見ることができます。
ちなみにこの映像は「タイムラプス」といって、1時間にわたって10秒おきに写真を撮り、それをパラパラ漫画のようにして動画にしたものです。
今日は雲の量が多くすぐにあたりが霧に包まれてしまいましたが、条件が良ければ、雲の海面に山々が島のように浮かぶ幻想的な風景が広がります。
ちなみに今年の元旦の様子がコチラ。
またいい映像が撮れたら掲載しますね。
新しいひみつ道具
最近こんなものを使い始めました。
GoPro です。
いわゆる「アクションカメラ」というもので、これを持って園路を歩けば、まるで実際にそこにいるかのような映像を撮ることができます。
画角としてはこんな感じです。
動画をアップしましたのでよかったらご覧ください。